入社した理由は、今思えば驚くほど単純で「本が好き」だったから。
実際の仕事は、荷下ろしや返品などの力仕事もありますし、雑誌の付録をセットしていて、表紙で手を切ることもしばしば。「本屋さん」は、みなさんの想像よりもちょっとだけ重労働かもしれません。
それでも日々入荷してくる新刊本を手にしたり、買い物をされたお客様方の笑顔を見たりすると、この仕事をしていて良 かったなと思います。

書店から学校営業部に配属されて一番変わったのは「外に売りに行く」こと。
学校からの注文をいただくのはもちろん、学校図書館内のレイアウトや飾りつけ、選書のアドバイスもしています。 年度の切り替わる２月から４月にかけて、教科書関連の業務が多くなり、学生アルバイトさんたちと協力しながら教科書 販売に向けてのセッテイング、小中学校への納入の準備などをします。事前準備が大切なので、何度も確認をしながら 作業を進めていきます。この時期は力仕事が多いですが、名簿や書名のチェックなどの事務作業もあり、事務所にいる スタッフにも手伝ってもらっています。
ハードな仕事もありますが、スタッフのチームワークに助けられています。